蒼き影のリリス
メフィストシリーズ「夜怪公子」の最後で触れた、金髪盲目の超絶美形で正体不明に強い青年の名は、リリスと言う。表向きはルーマニア料理レストランのオーナー。事件の中心にいながら登場は少なめで、突如現れてはいいところをさらっていく。ドタバタしているのは、日本産吸血鬼秋月くんである。物語は彼の視点から語られる。
もとより、じっくり味わいつつ読み進めるつもりはないのだが、諸般の事情により予定より変則的にシリーズ消化中。
ブルーソルジャーの1冊目を図書館(!)で立ち読んだ後、シリーズ第一作の「蒼き影のリリス」、そして「ブルーソルジャー完結編」(^^;)。「シビルの爪」3冊が挟まっているが、完結編冒頭に「これまでのあらすじ」が見開き2ページにまとめられていたのだ。バイバイ、シビルw。
しかしそのせいなのか、リリスというキャラがいまいち掴めない。「シビル」はリリスのイラストに見惚れるだけでスルーしようかと思っているのだが斜め読みしなくちゃダメかしらんw
このリリスというキャラ、某医師よりずっとずっ~と、人当たりが柔らかく親しみやすい。優雅で慇懃無礼もそう受け取らせないホンモノらしい。その物腰でぜひ秋月くんをもっとかまってやってくれww
私の中ではエログロバイオレンスの代名詞を勝ち得ている菊地作品群。
が、時間的に続けて読んでいると慣れてくる。
なんせ吸血鬼同士の喧嘩はどこがちょん切れようが、一回死のうが、滅ぼされるまではプラナリア並みに生えてきたり蘇ったり。潰される様子より如何に戻ってくるかに興味を惹かれる。そんなわけで、読後はメフィストシリーズより爽やか(笑)
何より、その周辺ではエロがなりをひそめる、月の光のようなリリスの存在感あってのこと。出来れば自分でも脳内映像化を試みつつ、みかけた時は表紙ぐらいちらっと眺めても損は無い(^^)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 文鳥の救急箱(2009.07.28)
- エリンの行く末は(2009.07.03)
- ばらになった王子(2009.05.15)
- かわせみのマルタン(2009.05.07)
- 子どもを食べる大きな木の話(2009.04.30)









Comments